上智福岡では毎日昼休み終了後に15分間「思索の時間」を実施しています。イエズス会のExamen(毎日の振り返り)をモデルとして、生徒たちには毎日の自分の行動や生き方を見直してもらっています。この「思索の時間」では自分自身を振り返るきっかけとして、毎日放送で担当の先生が短いお話をしています。今日はその放送内容を載せます。
今日はちょうど中間考査1週間前です。
中学1年生は初めての試験になります。
しっかりと準備をして試験にのぞみましょう。
今日はマザーテレサの言葉を紹介したいと思います。
「思考に気を付けなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気を付けなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気を付けなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気を付けなさい、それはいつか運命になるから。」
皆さんの考えた事、思考から全てが運命へと繋がっているということが分かります。
皆さんも今までのことを振り返ってみると、自分の考えたことが今の自分に繋がっていると思うことがあるのではないでしょうか?
マザーテレサは助けを求めている人々のために無償の愛を注ぎ続けました。
これもすべて、マザーテレサの「助けを求めている人々の手助けがしたい」という思考が彼女自身を動かし、彼女の運命へと導いたのではないでしょうか。
皆さんはどうでしょうか。
どのような運命にしたいですか?
誰もが自分の思い描いた素敵な運命にしたいと考えているはずです。
その運命・将来にするためには皆さんはどうしたらよいでしょうか。
少し考えてみましょう。
これについて私が考えたのは、まず「今」をどうするか考えることだということです。
先を思い描く、目標をもつということは非常に大切なことですが、目標を立てるだけではなく、そのためには「今」どうしなければならないのかを考えることも大切です。
来週中間考査がやってきます。
どのような中間考査にしたいですか。
そのために「今」皆さんは何をしたらよいのでしょうか。
中間考査が終わると次は体育祭がやってきます。
どのような体育祭にしたいですか。
ひとりひとりが思い描く体育祭にしたいと考えているはずです。
では、そのために「今」皆さんは何をしたらよいでしょうか。
今一度自分自身の思考、言葉、行動、習慣、性格、を見つめ直し、自分の思い描く運命に近づけるよう取り組んでいきましょう。