25日(月)に、上智大学総合グローバル学部社会福祉学科長の岡知史先生の主張授業が、「上から目線」ではない福祉について~枝を切られた樹は美しい実を結ぶ~という演題で高1を対象に行われました。
演題の選択は、今年の社会福祉学科の指定校面接の際、本校の生徒が友人から「社会福祉学科に行くなんて、上から人を見ているのね。」と言われたという、体験を話したことがきっかけだったそうです。福祉の仕事は、弱い立場に置かれている人(枝を切られた樹)の中に育っている豊かな人間性(美しい実)をリスペクトする姿勢から始まる、ということを具体例をあげて話してくださいました。
また最後に、困難に直面するときには私的公的にかかわらず援助を求めて欲しい、時にはあまり良くない担当者に当たることもあるがめげずに繰り返し助けを求めて欲しい、という当事者ならではのアドバイスをくださった。