昨日から学校が始まりました。
最初の3日間は午前と午後で学年を分けて登校します。
在校生たちは久しぶりの登校。
みんなマスクをつけているので表情が分かりにくいですが、嬉しそうです。
でも「密」はやめてください‼
高校3年生は自分の将来に向けて粛々と歩を進めていきましょう。
在校生とは打って変わって、77期中学1年生。
緊張の初登校の日‼
なによりも入学おめでとう‼
初々しい新品の制服、ようやく着られました。
ちょっとドキドキ
下足箱はココ‼
今回、残念ながらクラス全員がホームルームクラスに入ることはできません。
各クラスごとに体育館や音楽室、合併教室、図書室に分かれて初HRでした。
担任も緊張のファーストHR
その後は半々に分かれてクラスで実施できていなかった試験
密を避けるため、帰りのバス停ではずらっと整列
新入生の皆さん、これからの学校生活が楽しみですね‼
楽しい学校生活にしていきましょう。
最後に放送で行われた大石校長の新入生に向けての言葉です。
上智福岡中学高等学校
校長 大石英雄
新入生の皆さん、入学おめでとう。
今日から皆さんは、上智福岡の77 期生となります。
「より大いなるものを知り他者に奉仕し世界の架け橋となるリーダー」となることが上智福岡の建学の精神です。これから6年間、上智福岡で様々な経験を積んで、グローバルリーダーになるための資質を身につけて欲しいと願っています。そのためには、次の3つの校訓をいつも心に留めて置く必要があるでしょう。
これは、みなさんの教室にも掲げてありますが、
一つ目はMagis。これはラテン語ですが、今の自分に決して満足することなく、さらに自分を高めていこうという向上心を表している言葉です。自分はできるんだ、もっともっとやれるんだという強い気持ちを常にもって学業だけでなく、学校生活や家庭生活における様々な困難に積極的にチャレンジしなければなりません。
二つ目は、校歌にも記されていますMenand Women for others , with others (他者のために、他者と共に)です。皆さんはいったい何のために学び、何のために自分を高めていくのでしょう。それは単に自分のためだけではありません。自分の身近にいていつも自分を支えてくださっている人たち、お父さん、お母さんをはじめとする家族や友人のために、そして将来、皆さんが関わるであろう皆さんが大切にしなければならない多くの人を幸せにするために、あるいは自分の近くで、遠くで、真に困っている人、苦しんでいる人々に奉仕するために、引いては世界の平和に貢献するために学ぶのです。いつも周りの人の気持ちを思いやることができる、いつでも相手の痛みを感じ取ることができる、そういった自分を育てていかなければなりません。
三つ目はExellence (卓越性)というものです。ここでいう卓越性とは、人よりも優れているという意味ではありません。自分の様々な欲求に打ち克ち、現在の自分を超えようと絶えず努力し、自分に与えられた神様からの恵みである多くの能力を最大限に伸ばすことをいいます。学力ももちろんのことですが、それ以前に人としての卓越性を求めることがとても大切なことです。
皆さんは、中学入試を経てここに集っています。こうしてここに至るまでには家族の方を含め多くの方からの深い愛情と祈りによって支えられたということを忘れないでください。そして、この出会いは神様からの大きな恵みでもあります。皆さん一人一人の成長の手助けを私たちも精一杯やって参ります。
今日から始まります。これら三つの校訓を心に留め生き生きとした学校生活を送ってください。そして、この六年間で皆さん一人一人の人生におけるしつかりとした礎を築いてくれることを期待しています。頑張りましょう。